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第10回ベルリン大会探訪のあれこれ
1995年7月9日〜15日の7日間、ドイツのベルリンで34カ国(19,194人)が参加しておこなわれました。
オーストラリア | オーストリア | ベルギー | ブラジル | カナダ | 中国 |
デンマーク | スペイン | エストニア | フィンランド | フランス | イギリス |
ドイツ | ギリシャ | アイルランド | アイスランド | イスラエル | イタリア |
日本 | ラトビア | ルクセンブルク | ナミビア | オランダ | ノルウエー |
ニュージランド | ポルトガル | 南アフリカ | ロシア | スロベニア | スイス |
スロバキア | スウェーデン | チェコ | アメリカ |
(「Gymnaestrada Programm」より引用)
開・閉会式はオリンピックスタジアムが使用されましたが、各チームの発表は国際見本市会場が主会場となりました。この会場は、サマーガーデン(Sommergarten)という広大な芝生に囲まれた屋外の催し場を中心として、そのまわりを建物が囲んでいました。この建物には40余のホールがあり、そこで体操発表、コンサート、プレーゾーン、リラックスゾーン、各国のインフォーメンション、物品・切符販売、食堂・喫茶、描画展示などがありました。
各チーム(100人以下)の発表は、下表の7つのメッセホールが使われました。
NO.18 ー20×20m
NO.20 ー20×20m
NO.21aー27×15m
NO.22aー27×15m
NO.22bー27×15m
NO.23aー32×15m
NO.25 ー40×20m
その他にICCホール2と3で実技公開討論会が、モンセンスタジアムで100人以上の大チームよる発表が、ICCホール9などではワークショップがおこなわれました。また、各国のそれぞれの「体操の夕べ」や世界体操連盟の「FIG GALA」がドイツホールなどでおこなわれました。
この大会は、作品コンテスト=競技でないため、大変和やかで、観客と演技者が一体となり、盛り上がっています。この雰囲気は他の大会には見られないものです。
なお、開・閉会式はオリンピックスタジアムが使用されています。
このイベントを見るたびに、多くのことを学びます。イベントと人のかかわり、各国の体操、体操の楽しさ、体操祭の今後の方向性、国際交流など、いろいろと考えさせられます。大変楽しいイベントであることは間違いはありません。日本から多くの方が参加できればと思います。
次回は、1999年に第11回大会が7月4日から11日まで、スウェーデンのイエテボリ市で開催されます。